玄人志向のSAA7130-TVPCIを使った激貧キャプチャーのレポート

 
\3,980(STEPUP PC販売価格)という価格帯での画質はとてもイイ感じです。

付属ソフトにPowerVCRTMSEがありますが、ある意味こっちの方が高価な気がします。



1.取付け

 さて、このボードを取付けるにあたって気をつけることは、「ノイズ」です。

私も何枚かのキャプチャボードを使ってきましたが、このボード程ノイズが出たことはありませんでした。

PCIスロット全部にボードを差込まないと落着かない人は、それなりの対策を施してください。

そうでない人は、他のボードから1スロット以上空けて取付ければ、多少ノイズは緩和されます。

PCの内部、外部環境にもよりますが、ノイズが出る場合と出ない場合があるようです。



2.ドライバーのインストール

ドライバーのインストールですが、素のままだとドイツ仕様になってしまいます。

そこで、インストール後下記の箇所を書換えてください。

ボードを取付ける前にCDからドライバーをフォルダごとコピーし、書き換えた後にボードを取付けたほうが
良いかもしれません。(W2KではINFファイルはインストール後、ファイル名が変更されます。 oem?.inf)



3. PowerVCRTM

適当にやってください。MPEG2でキャプチャーしなければ必要無いかも。(私は入れてません。)



4.キャプチャー

キャプチャには「ふぬああ」、コーデックは「Huffyuv」を使います。

設定は環境によって微妙に違ってくるので、各々調べてみてください。(手抜きですが、意外な使い方が見つかるかも…)
コマ落ちが発生する場合は、プレビューを無しにすると改善されます。

このソフトは、分割保存と、AVI2保存ができます。
FAT32環境だとAVI2では、4G迄しか保存できません(10分前後)。
その為、分割保存となります。しかし、分割保存だと音ズレが発生する場合があります。
PVなどの比較的時間が短いキャプチャにはオススメです。
NTFS系だとファイルサイズの制限が無くなるので、AVI2保存でHDDの容量が許す限りキャプチャが可能です。
ちなみに、30分(実質25分くらい)のアニメで約12Gになります。


OSが入っているHDDに保存するとコマ落ちが起こりやすいので、別のHDDに保存したほうが良いです。
(パテーションで分けたドライブではなく2台目のHDD)
保存用のHDDは、こまめにデフラグ、チェックディスクをかけることをオススメします。


5.エンコード