Celeronの動作報告 ※クロックアップは自己責任で行って下さい。
Celeron266MHz(BULK)
6/24 MHさんのCeleron(BOX)動作報告
 早速純正CPUクーラーをクーラーマスターのやつに付け替えてASUS P2B−LSに挿してみました。
まずは100MHzX4=400MHzで起動、正常動作確認。HDBENCHでCPUIDを確認、確かに
リテール版はsteppingが1、情報ではPII350〜PII400とCPUコアは同一のはず。
外部クロックを112MHzX4=448MHzに設定する。バルクではBIOSまでたどり着かなかったのに
正常に起動する。すぐファイナルリアリティを動かす。(ちなみにVooDoo2X2)
速い速い、こりゃリアリティマーク5.0いくかなと思ったのもつかの間、結果の画面が表示されない。
画面はブラックアウトしている。再起動するとウィンドウズのデスクトップが表示される所でフリーズする。
CPUのヒートシンクを触ってもそんなに熱くない。もしかしてと思ってVooDoo2に貼ったヒートシンクを
触ってみる。すごく熱い。ヒートシンクだけじゃなくてカードそのものが熱くなっている。VooDoo2X2枚を
抜いて再起動してみると、起動時にフリーズはしなくなった。しかしファイナルリアリティを動かすとシティシーンで
突然フリーズ。XPERT@PLAY(AGP)に貼ったヒートシンクに触ってみると結構熱い。P2Bでは外部
クロック133MHzでも頑張っていたXPERT@PLAY(AGP)がこのざまとは、さてはマザーボードが原因か。
PCIバスも全部ふさがってるんでチップセットの負担が大きいのかもしれないし。家の新環境では外部クロック
103MHzが安定動作の限界かもしれない。

結論、セレロン266リテール版は確かに448MHzで動作する。しかし、外部クロック112MHzが設定可能な
マザーボードと高クロックに耐えるカードを要求する
追加情報 P2B−LSには133MHzの設定は無いようです。もしかすると、133MHzの方がPCIやAGP
のクロックは低いのかもしれないとちょっと期待したのに。
もうひとつ、P2B−LSは倍速設定のジャンパがPCIスロットの先に有るんでカードを抜かないと変更できません。
めんどくさいんで、倍速設定の調査はやってません。

6/21 MHさんのCeleron(BULK)動作報告
(途中省略)セレロンは4倍固定と聞いているので動作クロックがいくつになるのか計算する。
112MHzX4=448MHz。インターネット上に448MHzの動作報告も上がっているので
いきなりそのままセレロンを挿す。ピピピッと警告音が鳴ってディスプレイに信号が来ていない
とのメッセージが表示される。まあバルク品だし、P2Bはコア電圧とかいじれないんでこれは予想通り。
動作したらラッキーって設定。次は慎重に、外部クロック設定を100MHzに落とす。
100MHzX4=400MHz(のつもり)。正常に起動、ファイナルリアリティもOK。でも体感速度が遅い。
普段は全然使用していないHDBENCHをインストールして周波数測定を行う。
(昨日HDBENCHは何に使用するかって話題がちょっと出ていたけど、私は周波数測定にしか使用してないなあ。)
350MHz(端数は四捨五入)と表示されている。(ついでにこのセレロンはstepping0ってことも判明、
CPUコアはPU333と同等と思われる。クロックアップ耐性はあまり高くない)
たしかにマザーの設定は100MHzX3.5=350MHzになっている。
セレロン266MHzは4倍固定って間違いなのかな? 念のため、マザーの設定を100MHzX4に変更して
周波数測定を行う。400MHzと表示される。倍数設定が動作しているようである。しかしX4.5に設定して
もX5に設定しても400MHzと表示される。リミッタはX4までみたいだ。倍数のリミッタがX4って事が判
明したので次は外部クロックを上げていく。まず103MHzX4=412MHz
正常に起動、ファイナルリアリティもOK。HDBENCHでも412MHzと表示される。
リアリティマークは3.8。多少不安定な感じ。(表示フォントが崩れる現象確認)
次112MHzX4=448MHz。ピピピッと警告音が鳴ってディスプレイに信号が来ていないとのメッセージが
表示される。やっぱりバルク品じゃ無理か。でもめげない。
133MHzX3=399MHz。正常に起動、ファイナルリアリティもOK。HDBENCHでも
399MHzと表示される。リアリティマークは4.0。VooDoo2をつけずに4.0がでたのははじめて、
でも3Dテストの結果はPII392MHzより悪い。なんかバスの転送速度で稼いでいる感じがする。
HDBENCHの値はあんまり信用していないけど、CPUの動作クロックがそのまま反映されている。
とりあえずリアリティマークを信用して133MHzX3=399MHzでしばらくは使用する事にします。
L2キャッシュが無いんで外部クロックが高い方がいいかなって程度の理由ですけど。
その後、ソフトウェアDVD再生とか、CD−ROMから直接デジタル再生とか負荷が高そうな事をいろいろやって
みましたが安定して動作しています。
あと起動時にCeleron400MHzって表示されるのは結構笑えます。

5/18 内田さんの動作報告
Celeronのパッケージ品(Intel純正ファン付き)
M/B : Aopen AX6B (BIOSでベースクロック、倍率の設定が可能)
電圧の設定は、改造(セロテープ?)が必要
Celeron 266の動作状況 (CPUのコア電圧は、標準の2.0Vのまま!!)
クロック−−−−−−−−−−− NU  SUPER-PI
266(66*4) --- 当然OK (眼中に無し)75
333(83*4) --- 当然OK (眼中に無し)90
400(100*4)--- もちろんOK     119 6:16
448(112*4)--- 安定動作中(2.0V) 133 5:33 (PC66のメモリが不安だったが)
CPU-ID : Family 6 ID 5 Steping 1 これは、Pentium2 350/400のコアが使用されているのでは?
バルク品は、Family 6 ID 5 Steping 0と聞いていますので Pentium2 333のコアが使われているのでは?
Celeron266は、倍率のリミッター(4倍速固定)が入っていますが ベースクロックを上げることで十分だと思います。
使用感は、二次キャッシュが無いので遅い感じがしますが、ところがどっこい、K6/333(66*5),K6/300(100*3)に
引けを取りません。特に、3D関係の処理は、この値段で十分にPentium2 350/400に張り合えます。雑誌等では、
評判が悪いCeleronですが、一度だまされたと思って使ってみてください。私は、Celeronの評判が良すぎると
Pentium2 350/400が売れなくなるから400でも十分動くのに266/300として売られていると考えています。
HDBENCHの性能 (448MHzの時)
浮動小数点:36227 整数演算 :28765
この値を見てどう思いますか?
Celeronの情報は、ここに http://hp.vector.co.jp/authors/VA005747/celeron/

Celeron 266の動作報告追記
本日、3時間ほどの耐久テストを行いました。 448(112*4)の設定で行いましたが、安定に関しては、きわめて安定
していますが、ケースをあけてCPUのファン・ヒートシンクを触っても あったかい程度で、問題ないのですが、
BXのチップセットは、熱くて 手では長い間触れない状況でした。(マザーボードの温度が45度と表示)
以前うるさくて電源を入れていなかった、TQ-700のケースFAN(背面と前面) を急遽、稼動させるようにしました。
一応、103*4の412MHzに設定変更しました。 (BIOSで変更できるので楽チンです) CPUその物の耐久性は、500MHzも
動作する勢いですが、4倍速固定がやはり 邪魔をしているのです。
PS.Celeronは、スクロール系が苦手みたいです。

情報提供まことに有り難うございました。
※クロックアップは自己責任で行って下さい。